世の中にノート術やメモ術ってたくさんあるけど結局何が一番良いの?
今回はメモ・ノート術に関してですが、
最近話題になったのはやっぱり前田裕二さんの「メモの魔力」ですよね。
これを読んだときに最もなるほどと思ったことは、メモの目的です。
今までも、あらゆるメモやノートに関する本などもいくつか読んでいましたが、意外と触れてなかった気がします。(もしくは僕が見落としてただけ)
確かに今思えば、あの本も目的はメモの魔力と一緒なのかもと感じるところはありますが、はっきりと明確に理解できたのは前田さんの本でした。
メモを残す目的は2種類
①忘れないための記録としてのメモ
②アイデアを生み出す知的生産のためのメモ
①は当たり前にやっている方も多いと思いますが、意外と②は抜けてる方が多いのではないでしょうか?
有名な奥野さんの著書「情報は1冊のノートにまとめなさい」は、あらゆることを記録うすることで、後から関係ないように見えることが紐づいて新たなアイデアが生まれるということは書かれていましたが、前田さんはそもそもメモはアイデアを生むためにあるというスタンスです。奥野さんの場合は、ライフログという要素が強いように感じます。
この知的生産のためのメモをすることが目的になると、目の前の情報の捉え方が変わります。ここが一番、大きい変化な気がします。
物事の本質を捉える抽象化
前田さんはメモを取り方は、
事実→抽象化→転用
という流れになります。
実際に見ていただいた方が早いかと。
※色分けは、後で見返しやすいようにとのことです。
どうですか??
左に事実をメモしていき、そこから深掘りをして本質を捉える作業をしていくんです。
それが抽象化という作業。
そこだけでは終わらずに実際今のビジネスに繋げられないか?というところまで考えるので、最後は転用できる部分を見つけて行動に移すということになります。
メモにはモチベーションが大事
普段の移動中はもちろん、映画を見るときにでさえメモしているそうです(笑)
なぜ自分はそこで感動したのだろうか?何が面白いと感じたのか?
ここの本質を捉えることで、ご自身のビジネスに活用しようということだそうです。
めちゃくちゃモチベーションが高い!
そう、前田さんはメモするためにはモチベーションが大事だと本の中でも語られています。どれだけ情報に敏感になれるか、どれだけ吸収しようという意識でいられるか。
確かに実際にやってみようとしても、意外とメモが残らないです。
ちなみに前田さんは、1日でスクロールが終わらないくらい携帯にメモが溜まるそうです_φ( ̄ー ̄ )
デジタルも活用
前田さんはTPOに合わせてメモの取り方を変えるそうです。
人前やデジタルではアイデアが出しづらい時は紙、さっとメモしたいときはデジタル。
最終的にはEvernoteにまとめて、検索できるようにしているそう。
ノート術って、ノートやメモの取り方、どうまとめるのか。一元化するのかどうか。
この辺が意外と困る部分ですよね。
でも、最終的には全部デジタルにまとめるやり方が自分の場合はしっくりきました。
今はノートが書けるときはノートで、それを写真でEvernoteに保存。
移動中は全てアプリのFasteverでメモを取っています。
まとめ
メモの具体的な取り方も書いてあるので、興味ある方はオススメな本です。
ちなみにEvernoteを活用しようと思っている方は、Evernoteでのメモの残し方もコツがあるので知っておくと検索する際や、情報を分別するときに便利です。
それはまたの機会に。
それでは今日はこの辺で。